評価:★★☆☆☆ 著者:福澤徹三 出版社:新潮社(文庫) 定価:380円 出版年月:2007年7月
キャンプで目撃した樹上の女。現代に起きた神隠し。 不審な水音が響く男子寮。いきなり動き出す猿の玩具。 銀色に光る謎の飛行物体。住む者に不幸をもたらし続ける家。 そして、背筋も凍る体験で知られる峠――。 怪談蒐集をライフワークとする作家が、 様々な人びとから聞きとった、世にも怖ろしい話。 あなたが決して見てはならぬもの、決して聞いてはならぬ音がある。 (裏表紙より)
夏はやっぱり怖い話。 ベタだけど、やっぱり涼しくなっちゃいます。
1発目、「孤独死」を読んで、 怪談じゃねーじゃん!ってツッコミをいれたくなりました。 確かに怖い話ではありますが。 全編こんな調子かと、後悔しそうになりましたが、 その後はちゃんと幽霊話。 「実録」と銘打っているだけあって、話は超リアル。
やはり、全く理由のない話、ついてくる話は怖い。 全話通して読むと、同じ人が所を変え品を変え、 霊と出遭っているような。 やはり「体質」というのはあるのでしょうか。
定価400円以下というコストパフォーマンス、 寝苦しい夜に是非1冊。
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テーマ:ホラー - ジャンル:本・雑誌
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