ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
05 | 2017/06 | 07
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

弾正の鷹(by山本兼一)
評価:★★★★★
著者:山本兼一 出版社:祥伝社
定価:1575円 出版年月:2007年7月

『下針』
石山本願寺法主が信長の首に恩賞を懸けた。
雑賀党の鉄砲名手、通り名“下針”は惚れた遊び女のため…
『ふたつ玉』
主の六角承禎から美しい側女を下げ渡された甲賀の鉄砲名手・善住坊は、
峠道での信長狙撃を命じられた…
『弾正の鷹』
信長に堺商人の父を処刑された桔梗は、松永弾正の側女となり、
韃靼人の女鷹匠を装い信長に拝謁したが…
『安土の草』
甲斐乱波の草である庄九郎と楓は、
番匠(大工)と下働き女として安土城築城現場に潜入するが…
『倶尸羅』
将軍足利義昭から閨での信長毒殺を命じられた江口の遊び女・倶尸羅は、
自らを献上し信長の側に侍るが…
鉄砲撃ち、鷹匠、乱波…凄腕の刺客とその恋の行方は
(紀伊国屋HPより)


信長を殺す!!
固い信念か、親の仇討ちか、それとも成り行きか、女のためか・・・
動機・由縁はさまざまであれ、
とにかく「信長を殺す」という一事をもって集められた短編集。

どれも短い物語ながら、
余計なものを削ぎ落とした鋭さ、
殺す者も命がけという切迫感、
十ニ分に伝わってくる。

殺す側は、杉谷善住坊や「下げ針」といった比較的有名どころから、
江口の遊び女や女鷹匠といったまったくの創作人物まで、
どれをとっても巧みな人物造型。

驚くべきは、次第に「殺される側」信長像が目に見えてくるところ。
単なる断絶した短編の集積ではなく、
テーマの共通を見事に活かした、本一冊かけて描く信長像。

これがまた・・・

技量、内容ともに申し分ない出来の歴史小説。
これを読まずにおく手はないと思います。

amazon.co.jpでcheck ⇒ 
スポンサーサイト

テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://ashyoshiteru.blog25.fc2.com/tb.php/568-b16bba22
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

yoshi

Author:yoshi
ロースクールは勉強三昧・・・

とりあえず目次sを!
コメント・相互リンクも大歓迎

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。