ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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神州纐纈城(by石川賢)
評価:★★★★☆
著者:石川賢(原作:国枝史郎) 出版社:講談社(漫画文庫)
定価:998円 出版年月:2006年3月

空前絶後の伝奇漫画
纐纈布にまつわる怨念と凄惨な人間模様!
国枝史郎作品『神州 纐纈城』より
世は、戦国真っ只中。
甲府の地で武田信玄に仕える土屋庄三郎は、
謎めいた布売りから血で染めたような深紅の布を渡される。
その布売りから纐纈城へ行き、
その城主になるべき運命にあると言われた庄三郎は、
城が存在する富士へと1人、旅に出た。
一方、国抜けを知った武田信玄は、
鳥刺の甚太郎一行を遣わし、庄三郎を捕らえることを命ずる。
魑魅魍魎が潜む魔界の地・富士山麓を、
庄三郎を追って入り込んだ甚太郎は、彼と遭遇し戦いを挑む。
だが、戦いの最中、凄まじい勢いの地下水道に飲み込まれた2人を
信じられない光景が待っていた……!!
(amazon.co.jpより)


伝奇小説の鬼才と伝奇漫画の鬼才、
二つの鬼才がコンビを組んだとき、
われわれ読者はそこに「地獄」を見るわけで。

     

人間の血の、死にゆく苦痛の染み込んだ纐纈布。
それを生産する纐纈城と、城主の宿業。

あまりに凄まじきテーマゆえに、
田中芳樹、朝松健らによりオマージュが捧げられてきた名作。
それが『神州纐纈城』。

テーマと、人智を超えた描写ゆえ、可視化は不可能と思われたこの作品を、
あの男がマンガ化してしまったのです。。。

しかも、元の設定は活かしつつ、
鉄甲船を本栖湖に運ぶ機械化された織田軍、
戦車を駆る山本勘介、
おまけに日本創世以前の「地獄の記憶」と、
オリジナルな要素、しかも彼の持ち味というべき要素を盛り込んで。

伝奇ゆえの娯楽という面はもちろん、
「この世はなぜ地獄なのか」
「われわれはなぜ苦痛の中、生きるのか」
という石川賢が問い続けてきたテーマもしっかり描かれてます。

思わず唸らされたのは、三合目陶物師の扱い。
まさか、こういう使いみちがあるとは。

伝奇好き必読の逸作!
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テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌

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