ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
10 | 2017/11 | 12
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

雷神の筒(by山本兼一)
評価:★★★☆☆
著者:山本兼一 出版社:集英社
定価:1890円 出版年月:2006年11月

信長の鉄砲隊を作った男の苛烈な生涯。
天下を狙い撃て!
鉄砲伝来後、いちはやくその威力に気づいた橋本一巴。
まだ尾張の弱小勢力であった織田信長のもとで、
苦労して鉄砲隊を作り上げてゆく。
壮大なスケールで描く絢爛歴史小説。
(amazon.co.jpより)


南無マリア観音、
祈りつつ引き金を引く。。。
撃たれた敵が逝くのは、地獄か極楽か。


信長の鉄砲の師とも伝わる橋本一巴。
尾張一の弓の達人、林弥七郎と弓vs鉄砲の一騎打ちをしたとかしないとか・・・
経歴不詳、歴史の闇に消えてしまった人物です。

しかし、鉄砲といえば、信長の天下取りの鍵だったわけで、
鉄砲と信長をつないだ男といえば、
日本史上に果たした役割は決して小さいものではありません。

本書は、おそらく橋本一巴を主人公にした唯一の長編歴史小説。

塩硝を求めて種子島まで行く一巴の鉄砲キチ○イぶり、
一巴と「てっはう 天下一」を競う孫一のキャラクター、
いずれも面白い。

しかし、何より興味深いのは、
一巴が戦に倦んでいくところ・・・
引き金を引くだけで相手が殺せる、
血しぶきをあびることもない、相手の距離は数十メートル、
人を殺す手段といっても、刀鎗とは明らかに一線を画す武器。
それでも、人の命を奪うことで負うことを避けられない「業」。

桶狭間、石山、長篠、木津川・・・
戦いを経るたびに消えていく仲間たち、一族たち。
千人を鉄砲で撃ち取ったとき、一巴がたどり着いたのは・・・
まさに無常。
スポンサーサイト

テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://ashyoshiteru.blog25.fc2.com/tb.php/577-e6b01b4c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

yoshi

Author:yoshi
ロースクールは勉強三昧・・・

とりあえず目次sを!
コメント・相互リンクも大歓迎

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。