★★★☆☆ 著者:新宮正春 出版社:新人物往来社 定価:1995円 出版年月:2002年6月 ボリューム:298P
宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島以前の対決を描く「武蔵羅切」をはじめ、「恋慕の剣」「殺法たけくらべ」等、 武蔵と彼が創始した二天一流の奥秘を綴る8篇を収録。 宮本武蔵短篇小説集。 (amazon.co.jpより)
宮本武蔵敗れる!? 衝撃的な短編『武蔵羅切』に始まる武蔵stories。
『バカボンド』や吉川英治版武蔵と違い、武蔵めちゃくちゃイヤなヤツです。 見た目の汚い、むさいは勿論、性格は倣岸、陰険極まりない。
いっそのこと殺されてくれないかな ってくらいどうしようもないヤツです。
周りの人にとっては災厄のタネ。 scourge以外の何物でもない。
ただ、彼がその手で60人以上の人間を殺してきたことを考えると、 暗さ、歪みは避け得ないものなのかもしれません。 この本の武蔵が一番実像に近かったりして・・・
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌
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