ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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満州国演義(1)~(4)(by船戸与一)
評価:★★★★☆
著者:船戸与一 出版社:新潮社
定価:1890円 出版年月:2007年4月

あの地が日本を、俺たちを狂わせた――。
四兄弟が生きざまを競う冒険大河ロマン!

第二次大戦前夜。
麻布・霊南坂の名家に生れながらも
外交官、馬賊の長、陸軍士官、劇団員の早大生と
立場を全く異にする敷島四兄弟が、
それぞれの運命に導かれ満州の地に集うとき……
中国と朝鮮、そして世界を巻き込む謀略が動き出そうとしていた。
相克する四つの視点がつむぎだす著者渾身の満州クロニクル、いよいよ開幕!
(新潮社HPより)


まさに大河ロマン!
圧倒的スケール、歴史に残る作品です。



      



歴史的事件として評価は分かれましょうが、
明治以後の日本を一人の人間にたとえれば、
おそらく「青年期」となるのは1930年代・40年代。

ありあまるエネルギー、
貧富の差の拡大、農村コミュニティの崩壊による国内の矛盾、
英米との格差、市場と原料供給地の渇望という国際社会への不満、
そのはけぐちとなったのが、満州でした。

日本の満州進出を大きな幹に、
絡まりあう敷島4兄弟という蔓・・・

長男・太郎は東京帝大出のエリート外交官として、
次男・次郎は馬賊の頭首、流亡の浪士として、
三男・三郎は関東軍憲兵隊の花形として、
四男・四郎は自らのなすべきことを手探りに探りつつ、
それぞれ満州進出という一大イベントに役を得ていきます。

そして、四兄弟と腐れ縁で結びつく特務の間垣。。。
第1巻から満州国の闇に見え隠れする甘粕正彦。
天才と呼ばれ、世界を意識した軍略を展開する石原莞爾。

プロローグにあった、会津征伐の一幕は物語に何の意味を持つのか。。。

圧倒的なスケール、言うことなしの構想力、
重厚な筆力、、、
まさに大河ロマンというにふさわしい巨編!!!

いつかドラマ化なり映画化もしてほしい。

日本国内は2.26の風雲急を告げる中、
とりあえずは第5巻が待ち遠しい。

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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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