評価:★★★☆☆ 監督:ジョン・ウー 製作年度:2008年 出演:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、リン・チーリンほか
はるか昔の中国で絶大な権力を握る曹操(チャン・フォンイー)は、 その兵力にものをいわせて敵国を攻めたてていた。 彼の天下統一の野望を打ち砕くため、 孔明(金城武)と周瑜(トニー・レオン)はともに協力し、連合軍を結成。 だが連合軍の数はわずか6万、片や曹操の軍勢は80万で、 その兵力の差は誰の目にも明らかだったが…… (yahoo映画より)
80万vs6万、 しかし、兵の数で勝敗が決まるなら将はいらないわけで。 寡兵を以って大軍を破る。 将軍なら誰でも夢見るところでしょうが、 史上これを完璧に実現したのが赤壁の戦い。 しかも、1国の軍隊ではなく、同盟軍が連携をとりつつというのだからすごい。
その赤壁の戦い、 艦隊同士の決戦にいたる前哨戦を描いたのがpartⅠ。
大軍の行軍、大艦隊、合戦シーンと迫力は十分。
美周郎というダンディ・周瑜をトニー・レオンが、 涼しげな軍師・孔明を金城武が、それぞれ好演。 いまや「良く分からん乱暴者」がはまり役となった中村獅童が やっぱりそんな役を熱演。
衝撃的だったのが、亀甲の陣を組んでの陸上戦。 華々しい武将たちの戦いとは対極的に、 雑兵の戦いはまるで作業のよう。人が「処理」されていくすさまじさ・・・
とりあえず、partⅠを見てしまったし、いいところで続く・・・となるので、 来年にpartⅡも見ないとな。 字幕版で見ても、冒頭日本語で解説があります。ご注意を!
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テーマ:レッドクリフ - ジャンル:映画
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