評価:★★★★☆ 著者:横尾公敏 出版社:徳間書店 定価:620円 出版年月:2008年10月
COMICリュウの新人賞受賞作家。 安彦良和氏に絶賛された異才。 架空の第二次世界大戦を舞台に、 日本軍が開発した人型兵器=サイボーグを主人公に、さまざまな陰謀があぶりだされていく。 豪快無比のタッチで描くロボット兵たちは圧巻の一語につきる。 タイトルは、前谷惟光「ロボット三等兵」のもじりで、 シリアスな展開をかねたブラックユーモアとも読める味のある逸品だ。 (amazon.co.jpより)
著者のデビュー作ながら、朝日新聞の書評でも取り上げられた問題作。
舞台は、第二次大戦。
劣勢に追い込まれた日本が投入する「日の丸人」 彼らの正体は人間の脳を移植したロボット。 初登場から兵器大国ロシアの巨大戦車をなぎ倒す。
ロボットの優位に気づいた各国の技術競争、スパイ合戦。 その中で日本は、日の丸人はどのような運命をたどるのか。
日の丸人の苦悩、 各国科学者らの異常、 内容は十分。 そして、荒削りながら迫力ある絵。 あっという間に妄想の世界に引きずり込まれていく。。。
漫画界に期待の新星登場というところでしょうか。
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テーマ:マンガ - ジャンル:本・雑誌
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