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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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逆ろうて候(by岩井三四二)
評価:★★★☆☆
著者;岩井三四二 出版社:講談社
定価:820円 出版年月:2007年8月

「信長に仕えるくらいなら、浪人したほうがましや」。
美濃にその人ありと知られた武将・日根野弘就は「信長を討つ」という決意のもと、
新たな主を求め東国に向かった。
が、苦労して仕官した今川家での待遇は、美濃の五千貫文に対してわずか百貫文。
弘就の波乱と忍耐の人生が始まった。
(amazon.co.jpより)


信長に対し徹底的に戦った男と聞けば思い浮かぶのは、
本願寺顕如、六角承禎、足利義昭あたりか・・・




ところが、信長が本拠を置いた美濃国に一人、
膝を屈しなかった男がいたのです。

男の名は日根野弘就。
ゲーム「信長の野望」では中途半端な能力ゆえに直ちに後方要員になる武将。

そんな男が、人生をかけて信長と戦い続ける。
5000貫の身代から、
今川、浅井、本願寺と渡り歩きつつ。

自分の我意を貫くため、一族・郎党を巻き添えにして続く、
戦国転落ストーリー。

そんな弘就にぶつけられる義理の兄、金森五郎八の言葉。
「わぬし、おのれを格別の者と思っておるやろ」
「おのれを格別、と思うておると、見えるものも見えやせん。
聞こえるものも聞こえやせん。
みなと同じこともできんのや。」

信長や秀吉ほどの器はない。
されとて、黙って従う甲斐性なしでもない。

流転の末、小なりといえども大名としての地位を得た弘就。
その彼が、夏の日を間近に控え、衝撃の最期を遂げることになったわけとは。

流れ流れて最期まで読めない人生、
戦国乱世に、「中途半端」な能力を持って生まれてきた男の生き様・・・
なかなか味わい深いものです。
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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