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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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寛永の遺臣たち(失脚―徳川幕閣盛衰記)(by笹沢左保)
評価:★★★☆☆
著者:笹沢左保 定価:1680円
出版社:祥伝社 出版年月:1993年12月

「余は生まれながらの将軍である」と宣言した三代将軍家光は、
徳川の礎を磐石のものとした。
だが、自らの死期に臨み、胸を過るのは、
十一歳にして将軍職となる幼い家綱の将来に対する不安だった…
家光の遺志を継ぎ、私心なく家綱と幕府を護ろうとする寛永の遺臣たち。
やがて台頭してくる家綱付きの新興勢力である幕臣たち。
その虚々実々の駆け引きと、熾烈な政争。
将軍家になり代わり権勢を恣にする幕府要人たちの栄枯盛衰と時代の変わる様を、
冷徹な視点と厖大な資料をもとに描く、
著者渾身の大型歴史小説の第一弾。
(amazon.co.jpより)


幕閣・・・
江戸幕府の実質的な最高決定機関。
今で言えば内閣にでもあたるのでしょうか。








本作で描かれるのは、幕閣の確立から、酒井忠清登場まで。

幕閣による政治の対極にあるのが何かといえば、
それは将軍親政、あるいは将軍を退いた大御所による政治なわけで。

江戸幕府を創設した家康は、
わずか2年で将軍職を秀忠に譲り、駿府で大御所政治。
同じく秀忠も、将軍職を家光に譲った後、大御所政治。

しかし、三代家光は、男色趣味から世継・家綱を得たのが遅く、
大御所として家綱を後見できぬまま死の床に伏すことに・・・

少年将軍という江戸幕府史上最大の危機、
大名たちの謀反を防ぐために生み出されたのが幕閣というシステム。

初期メンバーは、
大老・酒井忠勝
老中・松平信綱
老中・阿部忠秋
老中・松平乗寿
井伊直孝

互いに抜群の調整力、実務能力を発揮し、見事に機能する合議制。

しかし、幕閣がシステムとして確立されれば、
人物・識見・能力に関わらず、
家柄という理由から幕閣に参入してくる者が現れる・・・

それが酒井忠清。

私欲を貫く男が登場したことで、次巻からは、泥沼の権力争いの予感・・・
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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