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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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元禄太平記(by南條範夫)
評価:★★★☆☆
著者:南條範夫 出版社:徳間書店(文庫 全2巻)
上巻⇒定価:?円 出版年月:1998年12月

華やかなりし元禄の世。
将軍綱吉の信頼を一身に集め出世の階段を駆け登った男、柳沢保明。
寵童から側用人、幕閣の最高責任者へと、その勢いはとどまるところを知らず、
驕り高ぶる保明は強大な権力を揮い始める。
恒例の勅使参向で、保明は浅野内匠頭長矩を勅使御馳走役に任命する。
高家筆頭吉良上野介、浅野内匠頭、そして柳沢保明。
運命の糸はもつれ、浅野家の悲劇の幕が切って落とされた。
時代長篇傑作。
(amazon.co.jpより)


第13作目の大河ドラマ(放映は1975年)の原作。


     
 



ドラマは、柳沢吉保の観点から忠臣蔵を描くという斬新な切り口で、
好評を博したようです。

もっとも、原作から受けたイメージは、
男色で紡ぐ忠臣蔵というもの。

吉保の立身は、綱吉との男色によるもの。
赤穂側も、片岡源五右衛門と浅野長矩の男色。
吉良側は、吉良上野介と清水一学。
さらに大石主税まで・・・
これでもかという男色のオンパレード。
さすがに大河ではこの部分には触れられなかったのでしょうか。。。
忠義という観念は現代人には理解できない分、
討ち入りや献身を説明する原因として
(男色でも、あるいは男色だからこそ)愛情は便利だったと思うのですが。

さらに他の忠臣蔵作品に無いポイントとして、
柳沢吉保の甥でありながら風来坊を通す柳沢兵庫を登場させた点。
彼を通じて江戸の人々が元禄という時代をどう生きたか、
綱吉の政治にどのような思いを抱いていたかを活写していきます。

その結果、単に赤穂浪士の討ち入りを描くというより、
元禄という一つの時代そのものが物語の主題となっています。

討ち入りだけでなく、
元禄という時代を知りたい、味わいたいと言う方におすすめ。
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テーマ:歴史・時代小説 - ジャンル:本・雑誌

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