ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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緋色の時代(by船戸与一)
評価:★★★☆☆
著者:船戸与一 出版社:小学館(文庫版あり 小学館・徳間)
上巻(徳間)⇒定価:1000円 出版年月:2008年2月

一九八六年、ソ連のアフガニスタン侵攻時、
特殊部隊の一員としてアフガン・ゲリラとの絶望的な戦いの渦中、
四人の兵士が、血の契りを交わした。
それから十四年、
閉鎖都市・エカテリンブルグはソ連崩壊後の社会的混乱のさなかにあった。
マフィア・グループの血腥い抗争の現場で四人は再会。
今は、敵として互いに相手殲滅のための殺戮が連鎖する。
(amazon.co.jpより)


わかるだろ。
あの戦争が世界じゅうでどんな捩れを産んじまったかが。
ロシアもアメリカもあの戦争のつけをこれから否応なく支払いつづけなきゃならねえってことだよ。
(本書上巻109pより)



     



ソ連のアフガニスタン侵攻、
ソ連に対抗するためのアメリカの支援がムジャヒディンを育て、
やがては同時多発テロへ・・・
という流れについては、映画「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」などで描かれてきたところ。

しかし、ロシアが支払った「つけ」について語られることはありませんでした。

本書に登場する、グリージ、キーラ、アリョーシャ、シーマの4人は、
特殊部隊に所属、あることをきっかけに「血の契り」を交わすことになります。

帰国したアフガン帰還兵に職はなく、
実戦を知る彼らは「アフガンツィ」と呼ばれ、マフィア抗争の主力に。

権力は腐敗しマフィアが熾烈な抗争を繰り広げる、閉鎖都市エカテリンブルグ。
「血の契り」を交わした4人も敵味方に別れ、やがては・・・

暗躍する元KGB少佐、
警視庁の密命を受けロシアに潜入する日本人捜査官、
4人を中心にさまざまな人間模様が展開。

そして、1986年のアフガニスタンの清算は、
雪の中行われる・・・

だれもかれも死ぬ。
いまエカテリンブルグで行われているのは血のペトルーシカ(人形劇)。
生い立ちも人格も関係ない。
運命の糸に操られ、ウラル地方を舞台にしてただただ殺しあうだけ。
(本書下巻372pより)


「血の契り」は守られるのか。
生き残るのは誰か。
その目でご確認ください。
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