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ねぶかどねざる
独断と偏見に基づき、小説やマンガ、ゲームをぶった斬るブログ。               ★の数で評価(最大5つ)。オススメやコメントよろしく
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火怨
★★★★☆
著者:高橋克彦 出版社:講談社(文庫版あり 上下巻)
文庫(講談社)⇒定価:800円 出版年月:2002年10月 ボリューム:494P

最強の将は東北にいた。
8世紀、黄金を求めて押し寄せる朝廷の大軍を相手に、
蝦夷の若きリーダー・アテルイは遊撃戦を展開した。
得体の知れない蝦夷と蔑まれながらも、
陸奥の民は東北の地で平和に暮らしていた。
だが8世紀、金の産出や伊治鮮麻呂の反乱をきっかけに、
朝廷の陸奥支配は本格化する。
圧倒的な戦力を誇る朝廷軍に対し、18歳の将・アテルイが立ち上がる。
すべての蝦夷の期待を背負って……。
(amazon.co.jpより)


★★★☆☆だと思ってました。
終章『火怨』を読むまでは。
最大動員数12万を越える朝廷軍 VS せいぜい1万5千の蝦夷。
絶対的な不利を覆していくアテルイの勇気、統率とモレの知略。
たしかに、ハラハラどきどきのテーマです。
でも、20年以上の闘いを2巻で描くという構成上、
間延びした感が避けられませんでした。
終章『火怨』を読むまでは。

無尽蔵の兵力、蝦夷戦のスペシャリスト坂上田村麻呂を投入する朝廷に対し、
アテルイたちに残された最後の手とは。
子供たち、孫たちの幸せのため、彼らが選ぶ道。
そして、その道に殉じていく仲間たち。

虚偽の報告で体面を取り繕う朝廷軍の将軍たちに対し、
アテルイ、モレ、ヒラテ、イサシコ・・・
どこまでも爽やか、どこまでも熱い

子孫のため、友のため、
彼らの散華は涙なしには読めません。

どうか、読むのを途中であきらめないで下さい。
終章『火怨』を読むまでは。



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テーマ:歴史小説 - ジャンル:本・雑誌

コメント

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http://kanga.jugem.cc/?eid=169

ところで、永井路子の「美貌の女帝」ブログに書きました。
感想はちょびっとしか書いてないかも・・・。(;^_^A あせあせ
[2006/09/13 22:16] URL | かんが #0nrOdZ/U [ 編集 ]


『火怨』はいい本ですよね。

それにしても、かんがさんって、
塚本青史、永井路子、黒岩重吾って
スゴイ読書家ですよね。
僕も勉強の合間に読書を進めるようにしようっと。
[2006/09/14 10:49] URL | yoshi #sSHoJftA [ 編集 ]


3500Hitしたみたいです!って、カウント企画はやってないんですよね?(;^_^A あせあせ

そんなにスゴクはないです。図書館に行って、見つけた本を片っ端から読んでいたもので・・・。
永井路子からはじまり(これは文庫を買ってました)、古代を描いている作家、黒岩重吾→なぜか古代中国、宮城谷昌光→塚本青史ときています。
古代中国に行ったのは、図書館に古代で読む本がなくなったから。
中国の作家(名前忘れた)の「秦の始皇帝」「三国志」から入りました。
[2006/09/14 17:59] URL | かんが #0nrOdZ/U [ 編集 ]


僕も図書館で本探すの大好きです。
最近は1ヶ月に1回くらい行きます。

ただかつ自由に、本を選べる。
しかも選択の幅は無限大に近い。
日本に生まれて良かったと思います 笑

僕は鎌倉時代、戦国時代(はじめの方)が好きかな。
古代中国は疎いので、かんがさんのブログを参考に面白い本を読んでいきたいと思ってます。
[2006/09/16 09:03] URL | yoshi #sSHoJftA [ 編集 ]


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