評価:★★★☆☆ 著者:石川賢 出版社:講談社 定価:924円 出版年月:1998年11月
寛永14年10月、島原の乱、勃発。 幕府軍との戦いの末、乱はおさまるが、 幕府軍の軍監として戦った宮本武蔵は、 亡くなったはずの森宗意軒、荒木又右衛門に出くわす。 なぜ、死した者たちが──。 それは、地獄より甦った魔衆たち。率いるのは天草四郎。 幕府転覆の成就をはかるため。 そして、永遠の戦いに──。 (amazon.co.jpより)
凄まじい戦闘シーンの迫力。 斬るというより叩き割るって感じの剣術アクション。 一度読んだら忘れられないインパクト。
窪塚洋介の天草四郎が懐かしい魔界転生。
山田風太郎原作のコミック化の一つ。 ただし、ストーリーはかなりオリジナリティ溢れるものに。
敵が強すぎたり話を広げすぎたりで、収拾不能になるイメージがあり、 石川賢のマンガはあまり好きではない。 いつも「本当の戦いはこれからだ!」的エンディングだから。
この作品でも、敵はめちゃくちゃ強いし、味方はバンバン死ぬ。 ただ、何だか得体の知れない迫力があってドンドン引き込まれていく。
特に戦闘シーンが凄まじい。 禍禍しささえ感じさせるような剣戟。 斬るというより叩き潰すというような・・・ 死に様のえぐさ。 仲間もポンポンポンポン死んでいきます。
ここまで迫力あるマンガはあまりない。 小学生のときに読んでたら、確実に一晩はうなされてそう。
スポンサーサイト
テーマ:オススメ漫画 - ジャンル:本・雑誌
|