★★★☆☆ 著者:梶尾 真治 出版社:新潮社(文庫版あり) 文庫(新潮)⇒定価:660円 出版年月:2002年11月 ボリューム:476P
あの人にも黄泉がえってほしい―。 熊本で起きた不思議な現象。 老いも若きも、子供も大人も、死んだ当時そのままの姿で生き返る。 間違いなく本人なのだが、しかしどこか微妙に違和感が。 喜びながらも戸惑う家族、友人。混乱する行政。 そして“黄泉がえった”当の本人もまた新たな悩みを抱え…。 彼らに安息の地はあるのか、迫るカウントダウン。 「泣けるリアルホラー」、一大巨編。 (amazon.co.jpより)
あの人にもう一度会いたい、 残された家族の願いをかなえてくれるのは・・・? 生き返る死者たち。 といっても、生者を襲って脳味噌を食べたりするわけではなく、 ごく自然に元の家庭へ帰ってきます。 まるで長い旅行から帰ってきたかのように。
家族との交情。 前生では上手く伝えられなかった気持ち、思いが語られていきます、
そして、突然に訪れる別れ・・・ 別れの場面の数だけ、涙があります。
熊本の風情、人情たっぷりのローカルホラー。
みんな、いいひと過ぎて嘘っぽいけど、 心はあったまりました。
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テーマ:ファンタジー・ホラー - ジャンル:本・雑誌
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